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【2025年版】電験三種の申し込み方法と手順を徹底解説!

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「インターネットでの申込方法がわかりづらい」「申込期間や支払い方法を間違えそうで不安」と感じていませんか?

そこで、今回は2025年度の電験三種の申し込み方法や手順、注意点について解説します。

この記事を読めばマイページの作成から申込期限、CBT方式の変更手続きまでの流れがわかるので、ぜひ最後まで読んで学んでください。

2025年版|電験三種の申込期間はいつまで?

2025年度の電験三種試験では、上期・下期の2回に分けて試験が実施され、それぞれで申込期間や試験方式が異なります。

筆記試験とCBT方式によってもスケジュールが変わるため、混乱しないように事前の確認が必要です。

以下で詳しく解説します。

上期・下期それぞれの申込期間

電験三種試験は毎年2回実施されており、2025年も「上期試験」「下期試験」に分かれています。

申込期間はいずれも約2〜3週間設けられていますが、締切日を過ぎると一切申し込みができないため、特に注意が必要です。

2025年の上期試験の申込期間は、5月19日(月)〜6月5日(木)までとなっています。

一方、下期試験の申込期間は11月10日(月)〜11月27日(木)です。

なお、申し込みは原則インターネット申込のみで、最終日は17時までに手続きを完了させる必要があります。

書面での申し込みは、特別な事情がある場合に限られ、その際は郵送の消印が有効です。

どちらの期間も、早めの申込を心がけておくと安心です。

受験料の支払いをもって正式な申込完了となるため、マイページでの申込手続きと併せて、入金忘れにも注意しましょう。

筆記試験とCBT方式の試験日程の違い

電験三種は「筆記方式」と「CBT方式(パソコン受験)」の2種類から試験形式を選べます。

申込時点では筆記方式がデフォルトとなっており、CBT方式を希望する場合は、申込後にマイページから変更手続きを行う必要があります。

筆記試験は、会場・日時がすべて指定されており、上期試験は8月31日(日)、下期試験は2026年3月22日(日)に実施予定です。

試験は1日で4科目すべてを受ける必要があるため、体力と集中力が求められます。

一方、CBT方式は受験者自身が試験会場や日時を選択できるのが特徴です。

上期のCBT方式では、7月17日(木)〜8月10日(日)の間で、下期では2026年2月5日(木)〜3月1日(日)の間に実施されます。

CBT方式は、1科目ずつ日程を分けて受験することも可能で、忙しい社会人や計画的に受験したい方にとって柔軟性の高い選択肢です。

ただし、全科目分の予約を完了しないと筆記試験に自動的に切り替わるため、変更手続きとスケジュール管理は慎重に行いましょう。

【補足】2025年の試験スケジュール一覧

2025年度の試験スケジュールをまとめた表を以下に示します。

試験形式ごとに申込期間と試験日が異なるため、確認のうえで適切な形式を選びましょう。

試験期 申込期間 試験日
上期(筆記方式) 2025年5月19日(月)~6月5日(木) 2025年8月31日(日)
上期(CBT方式) 2025年5月19日(月)~6月5日(木) 2025年7月17日(木)~8月10日(日)
下期(筆記方式) 2025年11月10日(月)~11月27日(木) 2026年3月22日(日)
下期(CBT方式) 2025年11月10日(月)~11月27日(木) 2026年2月5日(木)~3月1日(日)

このスケジュールを参考に、仕事や学校の予定と照らし合わせながら、自分に合った試験方式と受験日を選ぶことが重要です。

試験日は一度決めると変更が難しいため、計画的な行動を心がけましょう。

 

電験三種の申し込み方法を詳しく解説

電験三種の申し込みは原則インターネット経由で行われ、マイページの作成から始まります。

写真のアップロードや受験料の支払いなど、手続きにはいくつかの注意点もあります。

ここでは、申し込みの流れを順を追って詳しく解説します。

インターネット申込の基本手順

電験三種の申し込みは、インターネットで行うのが原則となっており、試験センターの公式サイトから手続きを進めます。

最初に受験者専用の「マイページ」を作成し、その中で必要事項の入力・試験形式の選択・支払い方法の設定などを行います。

申込手続きには期限があるため、申込期間中にすべてのステップを完了させる必要があります。

特に申込期間の最終日にはアクセスが集中する可能性があるため、余裕をもっての手続きをおすすめします。

また、申込完了とみなされるのは「受験料の支払い完了」まで済ませた状態です。

マイページ上で申込情報を入力しただけでは不十分であることを覚えておきましょう。

特別な理由がある場合を除き、書面での申込はできません。

やむを得ない場合には、試験センターへ個別に連絡する必要があります。

電験三種のマイページ作成方法

マイページは受験申込の起点であり、試験日程の確認や支払い情報の管理、受験票の取得などもこのページを通じて行います。

最初に「新規登録」ボタンから、メールアドレス・氏名・住所などの基本情報を入力し、確認メールを受信することでアカウントが作成されます。

その後、ログインして受験申込の画面へ進み、希望する試験(上期・下期、筆記方式 or CBT方式)を選択します。

試験科目や受験地などもこのタイミングで設定します。CBT方式を希望する場合は、申込後にマイページ内で別途申請手続きを行う必要があります。

マイページは申込後も頻繁に使用するため、ログイン情報を忘れないようにメモしておくこと、通知メールの受信設定を有効にしておくことが大切です。

写真データのアップロードと注意点

申込手続きの中で、顔写真データのアップロードが求められます。

これは、本人確認や受験票の印刷等に使用される重要な情報です。

写真の要件は「無背景」「正面・無帽」「上半身がはっきりと写っているもの」であり、最近6か月以内に撮影したものが推奨されます。

画像形式はJPEGまたはPNG、ファイルサイズやピクセル数にも制限があります(例:幅300ピクセル以上、ファイルサイズは2MB以下推奨)。

基準を満たしていない場合、写真の差し替えを求められることがあるため、最初から適正な画像を用意しておくとスムーズです。

スマートフォンで撮影した写真でも条件を満たせば使用可能ですが、背景や影、帽子の有無などに注意してください。

また、本人とわかりにくい加工済み画像は不可です。

提出後、マイページ上で写真の確認もできるので、必ず確認しておきましょう。

支払い方法と受験料(領収書の扱い含む)

受験料は非課税で7,700円です(2025年度時点)。

支払い方法は、個人申込の場合はクレジットカード、コンビニ支払い、Pay-easy(ペイジー)が利用可能です。

団体申込に限り銀行振込も選択できます。

支払い方法によっては別途手数料がかかるため、あらかじめ確認しておきましょう。

支払い完了をもって正式な申込完了となるため、マイページ上に表示される入金期限を必ず守ってください。

入金が確認されない場合、申込は無効扱いとなります。

領収書は発行されませんが、「受験手数料納付証明書」がマイページ上からダウンロードできます。

これは、後日会社提出や経費精算で必要になる場合があります。

CBT方式で受験する場合は、この納付証明書を各試験日に提示することが求められることがあるため、ダウンロードして保管しておくと安心です。

筆記方式の場合は、受験票にこの納付証明書が添付された状態で郵送されます。

 

CBT方式と筆記方式の違いと申請手順

電験三種の試験には「CBT方式」と「筆記方式」の2種類があり、受験スタイルや試験日程に大きな違いがあります。

ここでは両者の違いや選び方、CBT方式への変更手順、試験当日までの流れについて詳しく解説します。

それぞれの特徴とメリット・デメリット

電験三種の試験方式には、マークシートに記入する「筆記方式」と、コンピューターを使って解答する「CBT方式(Computer Based Testing)」があります。

まず筆記方式は、全国に設けられた指定会場にて、年2回決まった日程で一斉に実施されます。

すべての科目を1日でまとめて受験する必要があり、スケジュールの柔軟性はありませんが、従来の形式に慣れている人には安心感があります。

一方、CBT方式は、全国にある200か所以上の指定会場から自分の都合に合わせて場所・日時を選べる点が魅力です。

試験期間も25日程度と長く、科目ごとに別日で受験することも可能です。

そのため、仕事や家庭の事情でまとまった時間を確保しづらい方にとって、非常に利便性の高い形式となっています。

ただし、CBT方式には注意点もあります。コンピューターに不慣れな方には操作に戸惑う可能性があり、筆記方式との併用もできないため、事前に受験スタイルをよく検討する必要があります。

試験センターとしてもCBT方式を推奨しており、近年は主流になりつつあります。

CBT方式への変更方法と注意点

申込時点では、すべての受験者は筆記方式での申込扱いとなります。

CBT方式での受験を希望する場合は、申込完了後に受験者専用のマイページから変更申請を行う必要があります。

マイページにログインし、「CBT会場申込手続き」から希望する試験方式に変更し、さらに試験会場と日時を選択することで予約が完了します。

この手続きは期間が限られており、通常申込完了から10日程度の変更可能期間が設けられています。

期間を過ぎると変更ができなくなり、自動的に筆記試験での受験扱いとなるため、注意が必要です。

また、CBT方式では、すべての科目に対して会場予約を完了させなければなりません。

1科目でも予約が未完了の場合、申請は成立せず、筆記方式への強制変更となることがあります。

途中でブラウザを閉じたり、通信トラブルで操作が中断された場合にも予約が無効になるため、手続きは一気に完了させるのがベストです。

受験方式の変更後もマイページで状況を確認できるため、必ず変更内容・試験日時・試験地が正しく反映されているかを確認しておきましょう。

CBT試験の会場予約から受験までの流れ

CBT方式で受験する場合、マイページ上で会場と日程の予約を行った後、受験までの準備が必要です。

予約可能な会場は全国に200か所以上あり、空き状況に応じて柔軟に選ぶことができます。

希望者が多い都市部の会場は早期に満席になる場合もあるため、早めの予約がおすすめです。

予約時には、試験科目ごとに日時を設定できます。

すべての科目を同日に受験することも可能ですが、1科目ずつ分けて受けることで集中力の維持がしやすくなるなどのメリットがあります。

特に働きながら受験する方には好都合でしょう。

試験当日は、本人確認書類とマイページで発行される「受験確認票」を持参します。

CBT方式では受験票の郵送は行われないため、自身で印刷またはスマートフォン等で表示できる状態にしておく必要があります。

試験時間の15〜30分前には会場入りし、受付での確認を受けてから入室します。

試験は1科目ごとに設定された時間内で実施され、終了後はそのまま退室可能です。

終了後の結果通知や次回試験申込もマイページ上で管理されるため、試験後も定期的にログインして情報を確認しておくことが重要です。

CBT方式は時間・場所の自由度が高く、自分のペースで試験に挑めることから、今後ますます主流となっていくでしょう。

 

申し込み後の流れと資格取得までのステップ

電験三種の申し込みが完了した後は、試験当日までの準備や合格後の免状取得といったステップが待っています。

ここでは、試験本番に向けた準備事項から、合格後の免状交付申請、そして最終的に経済産業大臣より免状を受け取るまでの一連の流れを詳しく解説します。

試験当日までに準備すること

電験三種の試験当日までには、いくつかの重要な準備を整えておく必要があります。

まず確認すべきは受験票です。

郵送で届く、あるいはマイページからダウンロードする受験票には、試験会場や時間などの詳細が記載されています。

試験当日はこの受験票が必須なので、事前に印刷し、忘れずに持参しましょう。

次に、筆記用具や時計などの持ち物の準備も重要です。試験ではHBまたはBの鉛筆、消しゴム、電卓(条件を満たすもの)が使用できます。

筆記方式とCBT方式で許可される持ち物が異なる場合もあるため、試験要項や公式案内を確認しましょう。

また、学習面の準備としては、過去問の演習や苦手分野の克服に加え、模試を受けて本番のタイムマネジメントを意識した対策も効果的です。

体調管理も忘れず、睡眠・食事を整えて試験当日に万全の状態で臨むよう心がけましょう。

合格後の免状交付申請と必要書類

電験三種の試験に合格した後は、「免状交付申請」を行うことで、正式な資格証である「免状」が発行されます。

この申請は自動で行われるわけではなく、本人による手続きが必要です。免状を取得しなければ、正式に第三種電気主任技術者として認められませんので、必ず手続きを行いましょう。

申請に必要な主な書類は以下のとおりです。

書類名 内容 備考
免状交付申請書 所定のフォーマットで作成 ダウンロードまたは郵送で取得
試験合格証のコピー 合格を証明するため 原本ではなくコピーで可
顔写真 縦4cm×横3cm 6か月以内に撮影したもの
返信用封筒 宛先記入・切手貼付 免状送付用

なお、提出先や手数料は各都道府県の産業保安監督部門によって異なるため、公式サイトや案内文を確認の上、期日内に漏れなく提出することが重要です。

経済産業大臣からの免状交付まで

免状交付申請を完了すると、各地の産業保安監督部から経済産業大臣へと書類が送られ、審査を経て免状が発行されます。

通常、免状が手元に届くまでには申請から1〜2か月程度の期間を要しますが、地域によって前後することがあります。

免状は、第三種電気主任技術者としての正式な資格を証明する国家資格証です。

これがなければ、たとえ筆記試験に合格していても、現場での主任技術者としての業務を行うことはできません。

そのため、免状が届くまでの間は、書類の不備や住所変更などがないか、こまめに確認することが大切です。

また、免状は長期間保管が必要な重要書類です。

取得後は、紛失や破損を避けるために厳重に保管し、必要に応じてコピーを取っておくことをおすすめします。

免状の有効期限は特にありませんが、氏名変更や再交付申請などの対応が必要になる場合もあります。

そうした事態に備えて、取得後も管理意識を持って扱いましょう。

 

電験三種申し込み時の注意点3選

電験三種の申し込みは一見シンプルに見えますが、いくつかの注意点を見落とすと受験自体ができなくなる恐れがあります。

特に支払い手続きや受験票の扱い、試験方式の変更タイミングについては慎重に対応する必要があります。

ここでは、申し込み時に注意すべき3つの重要なポイントを詳しく解説します。

支払いの期限と完了確認の重要性

受験料の支払いは、電験三種の申し込みにおいて最も重要なステップのひとつです。

支払いが完了しない限り、正式な受験申し込みとは見なされません。

多くの受験者が「申し込んだつもり」になっていても、実際には支払いが完了しておらず、受験できなかったという事例も報告されています。

支払い方法には、クレジットカード、コンビニ払い、Pay-easy(ペイジー)など複数の選択肢がありますが、いずれの方法も期限が設定されています。

特にコンビニ払いやペイジーは、申し込み日から数日以内に支払う必要があり、期限を過ぎると無効になります。

支払い後は、マイページにログインして「支払い完了」ステータスが表示されていることを必ず確認してください。

この確認を怠ると、万が一支払いに失敗していた場合に気づかないまま申込が無効になるリスクがあります。

受験票の受け取り・確認・持参

受験票は、試験当日に必要不可欠な書類です。CBT方式・筆記方式どちらの場合も、受験票がなければ試験会場に入ることができません。

受験票は、試験日の約1週間前に登録したマイページにPDF形式で発行されるのが一般的です。

紙の郵送は行われませんので、受験者自身でダウンロードし印刷する必要があります。

印刷した受験票には、氏名・受験番号・試験会場・試験日時などの重要情報が記載されています。

誤りがないかを必ず確認し、当日は忘れずに持参しましょう。

また、印刷時には顔写真が不鮮明でないか、A4サイズで適切に印刷されているかもチェックしてください。

試験当日に忘れた場合や紛失した場合、試験を受けられない可能性が高いため、予備を1枚持っておくのもおすすめです。

筆記方式とCBT方式の変更タイミング

筆記方式からCBT方式への変更は可能ですが、変更には厳格な期限があります。

例えば、2025年度の試験では、筆記方式の申込後、一定期間内であればCBT方式へ変更ができましたが、期日を過ぎると変更は一切認められません。

また、筆記方式に申し込んでからCBT方式に切り替える場合、改めてCBTのマイページで会場の予約や受験日時の設定を行う必要があります。

注意すべき点は、変更できる期間が短く設定されており、その間に支払い状況やマイページの操作ミスがあると変更自体が無効となることです。

さらに、CBT方式への変更後は元の筆記方式に戻すことはできません。

このため、自身のスケジュールや試験会場の空き状況を事前に確認した上で、慎重に変更を判断することが重要です。

また、CBT方式は予約枠が埋まりやすいため、変更を希望する場合は早めに行動することを強く推奨します。

試験方式によって出題範囲や問題形式に違いはありませんが、試験環境や持ち物などが異なるため、どちらの方式が自分に合っているかをよく考えたうえで選択してください。

 

まとめ

今回の記事では、電験三種の申し込み方法について解説しました。

支払いや受験票などの手続きに注意し、ミスを防ぎましょう。

電験三種の申込準備ができたら、今度は実際に受験する際の対策です。

電験三種は独学で受かることも可能ですが、電気系の科目を専攻していなかった人には難易度が高く、また忙しい人にとってはなおのことハードルを高く感じるでしょう。

忙しくしていて勉強の時間があまり取れない方や、1〜2年でさっさと合格したい方、独学で不安な方は、外部の受験対策講座を活用して効率よく学習を進めて、合格してください。

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